力士の体脂肪率の低さ

私は相撲取り、つまり力士の方は体重が極端に重く、すごく太っているにもかかわらず、「なぜ体脂肪率が低いのか」ということを昔から不思議に感じていました。
私たち一般市民に比べて何倍も食事の量を摂取していて、なおかつ食事の後は必ず昼寝までしています。どう考えても体脂肪が低い訳がありません。
しかし、少年の頃から相撲ファンだった私は力士が太っていても体脂肪率が増えない秘密を見つけました。

 それは、たくさん食べている食事の量以上に毎朝の稽古で多量のカロリーを消費しているからです。
相撲部屋の朝はとても早く、幕下以下の力士たちは朝4時過ぎから土俵で稽古を始めています。
四股にすり足、また割りといった運動から、上位の力士が土俵に入ってきてからはぶつかり稽古や申し合いなど、本格的な相撲稽古をします。
新弟子の力士たちは毎日の稽古で知らぬうちに耳がペンダコのように潰れてしまいます。この稽古の繰り返しで、運動量豊富な力士は体脂肪率の上昇を抑えているのです。
私の確認したところ、大相撲幕内力士の平均体脂肪率は25%前後でした。今の私の体脂肪率よりも少ないくらいです。はっきり言って羨ましいです。

 力士の体脂肪率低さの裏側には、厳しい稽古という現実があったことを思い知らされた私でした。
ラヴォーグ 鹿児島