清水エスパルスのJ1昇格へ向けて

私がサッカーJリーグの清水エスパルスのファンになったのは小学生のときでした。当時、クモ男と呼ばれたGKシジマール選手のプレーをテレビでみて、すぐにチームのファンにもなりました。それからは開幕戦や負けられない試合のときは自宅近所の神社にお参りに行く日々でした。

当時私は東京に住んでおり、エスパルスの本拠地静岡へは中々行くことができませんでした。以前は2ステージ優勝や上位争いをする年がありましたが、ここ数年は順位が下降線を辿り、ついに昨年J2に降格してしまいました。

リーグ戦途中で薄々「もしかしたら」という思いはありましたが、いざ降格が決まると悲しみと諦めの気持ちが同時に湧き出て茫然自失でした。

最近の清水エスパルスは天塩にかけて育てた若手が次々に他チームに引き抜かれるケースが続きました。日本代表に選ばれる選手も出て、チームの将来性に兆しが見え始めたと思ったら移籍してしまい、振り出しに戻ってしまう。そのような流れでチームの平均年齢が若くなり、チームを引っ張る選手がいなくなってしまったのも近年の弱体化の要因の1つだと思います。

J2に降格してエスパルスが行ったことは、まず監督の交代。昇格請負人の肩書をもつ小林伸二監督が招聘されました。また、J2に降格すると選手の草刈り場になるケースが多い中、ほぼ現有戦力を残すことに成功しました。そして、補強戦略。今までは何故この選手を?といった補強が多かったですが、今季は弱点を補強する面での選手獲得が目立ち、

チームとして昨季よりも万全の体制で望めるなという印象でした。

そしてJ2がスタートしました。開幕戦はドロー(引き分け)。2戦目ではJ2初勝利をあげましたが、その後は勝ったり負けたりを繰り返し、降格に要因である勝負弱さが目立った試合もまだありました。リーグ中盤からは徐々に調子を上げてきましたが、6月8日の町田戦でそれまでリーグ得点王だった大前選手が肋骨骨折の大怪我を負いました。

キャプテンでありチーム1の点取り屋が長期離脱をしてしまうことに、内心「今年はもう無理かな」と落胆しました。

ただ、その後チームは粘り勝ちを積み重ねました。ロスタイムでの大逆転劇も度々あり、チームが毎試合成長している姿が印象的でした。そして最近大前選手が完全復帰。

復帰戦でゴールを決めた勇姿には涙なくは語れない試合です。その後も上位対決にも勝ち、先日は今季初の4連勝。自動昇格圏である2位の松本山雅まで勝ち点3差まで迫ってきました。

J2は残り5試合。エスパルスにとっては全試合が「負けられない試合」です。日本代表のワールドカップ予選に日本は湧いていますが、正直私は日本代表よりもエスパルスの残り5試合のほうが数倍重要です。残りの試合は全て現地観戦しますが、全て勝利して何としてでも来季J1昇格だ!

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